子犬工場(パピーミル)問題。子犬工場(パピーミル)の子犬を引き取る方法とは?

今回は福井地検で不起訴となった事例を受けて、犬や猫が劣悪な環境で飼育、繁殖されている現状について犬や猫を救う事は出来ないのか。引き取る方法は無いのか調べてみました。

子犬工場(パピーミル)問題とは?

福井県の動物販売業者が一時犬猫400匹を過密飼育、繁殖し、子犬工場(パピーミル)状態だったとされる問題で動物愛護法違反(虐待)容疑で福井検察審査会の「不起訴不当」議決を受けた業者代表者の男性について、福井地検は10月25日に嫌疑不十分で再び不起訴とし、これらの捜査は終了しました。以前から問題になっていましたが、結局のところ法律で裁く事が出来ない結果となってしまいました。

この男性は飼育員の女性2人と犬や猫385匹を狭いゲージにいれて飼育したり、コンクリートブロックのマス内に50匹以上の過密状態で入れたり、また犬や猫に虐待を行っていた容疑がありました。

この結果に対して納得していない方も多くいらっしゃると思います。

子犬、子猫の流通方法とは

引き取る方法を紹介する前に子犬・子猫の流通方法について解説します。

①と②ではどちらの流通方法が多いと思いますか?

子犬・子猫の流通方法としては下の図の①が多いと思われているかもしれません。しかし現実には圧倒的に②が多いのです。生まれた子犬・子猫はブリーダーがペットオークションで取引されます。

ペットオークションとは…子犬・子猫をブリーダーが持ち寄り、バイヤーが競り落とすものです。

この方法には問題点があります。

それはブリーダー自体の良し悪しが分からない事です。悪質な環境で飼育したり、繁殖させていてもペットオークションに参加できるのです。このようなブリーダーに育てられた子犬・子猫は何かしらの問題を抱えている可能性が高いです。バイヤーは競りにかけられている子犬・子猫を見て判断するわけですが、育った環境までは分かりません。今現在は健康であっても将来的には分からないのです。

子犬工場から子犬を引き取る方法

子犬工場から子犬を引き取る方法についてまとめました。

1.子犬工場から直接買付けを行う

これはかなりリスクが高いです。お金を渡せば、販売してくれるかもしれませんが、個人に対しての商売はしていないと思います。個人を相手に商売するとクレーム対応など業務が増えてしまうからです。ペットオークションなどを利用すれば利益は多少少なくなるかもしれませんが、個人とのやり取りは無くなります。

万が一、子犬工場から直接買うとしてもその子犬は何か問題を抱えている可能性が非常に高いです。その子をずっと育てていくには多額の病院費用などが必要になるかもしれません。これらの覚悟と金銭的な余裕が必要になると思います。

2.保健所から引き取る

これはおそらく販売できなかった子犬や、子犬の時に販売出来ずに大きくなってしまった成犬がメインになると思います。全ての犬が子犬工場から来たわけではないですが、子犬工場の犬を保護している保健所もあります。

保健所から引き取る場合はある程度の覚悟が必要になります。万が一、劣悪な環境で育った子犬だった場合には将来的に病気になってしまう可能性があります。犬を受取る前にその子について情報を教えてもらいましょう。

例えば、

  • どのような経緯でこの保健所に来たのか
  • 保護された時に病気をしていなかったか
  • どのような性格なのか

これらを確認することで将来的なリスクを無くす事が出来ます。

犬や猫を救うことは出来るのか

これは本当に難しい問題です。悪質なブリーダーから動物を買わない事が一番効果があります。動物を売っても利益が出ないのであればすぐに辞めてしまうでしょう。

しかし、動物を買いに行く私たちにはそこまでの情報は分からないのが現状です。ブリーダーになる為には、従業員数に見合った動物数なのか、飼育環境に問題は無いのかなどをしっかりチェック出来るような制度が必要なのではないでしょうか。

 

まとめ

今回は子犬工場(パピーミル)問題を受け、子犬・子猫を引き取る方法について調べました。可哀想だから引き取るのであれば保健所に行って引き取るのが最善なのかしれません。しかし、その子を引き取ると決めたならば絶対に生涯添い遂げて下さい。動物は人間に頼る事しか出来ません。そんな子達を見捨ててしまう恐れが万が一でもあるならば動物を飼育する資格は無いのです。それでは。

 

 

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