簡単解説!自民党総裁選の「党員投票なし」とは?その影響は?

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安倍総理が体調不良を理由に総裁を辞任してから、次期総裁の話が盛り上がっています。

9月1日の総務会では、早くも新総裁(安倍さんの後継)を選ぶ方法が決定しました!

テレビのワイドショーでも総裁選の話が多いですよね。

そんな中で聞き慣れない言葉が飛び交っています。

「党員投票なし」という言葉をご存知ですか?

  • 「いったい何の事なのか?」
  • 「党員投票が無いと何が不都合なのか?」

気になった方も多いと思います。

そこで、今回は

自民党総裁選の「党員投票なし」とは?

を簡単に解説していきます。

この記事を読めば、総裁選までの報道に興味が持てるようになりますよ!

自民党総裁選の仕組み

まず最初に自民党総裁選の仕組みを簡単に解説していきます。

総裁選は下記の2つの方法があります。

  • 党員投票をともなう党大会(全国の自民党員が参加する方法)
  • 国会議員と地方の代表者のみが投票する両院議員総会

どちらの方法で選出が行われても、

投票で1位の候補者が過半数を取れば新総裁となります。

引用元:日本経済新聞(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63254510R30C20A8PP8000/)

なぜ、両院議員総会になったのか?

今回の選挙方法は国会議員と地方の代表者のみが投票する両院議員総会になりました。

通常は党員を伴う選出を行いますが、今回は安倍総理の持病が原因の辞任となるため早急な総裁選出が必要と判断し両院議員選挙としています。

つまり、両院議員選挙=「党員投票なし」になったんですね!

党員投票を伴う党大会を選択すると、全国の自民党党員が投票した票を集計しなければなりません。

現在の自民党員は全国に108万6298人(※1)います。こんなにいたら集計するだけでとんでもない日数がかかってしまいますね。。。

※1参考:産経ニュース(https://www.sankei.com/politics/news/200306/plt2003060032-n1.html)

自民党総裁選の「党員投票なし」とは?

「党員投票なし」とは、全国にいる自民党員の投票数が極端に減るために、自民党の国会議員の意見が反映されやすくなる事です。

実際に数字で表してみるとこのようになります。

党員投票なし(票数) 党員投票あり(票数) 国会議員の比率
自民党の国会議員 394 394 50%
全国の自民党員 141 394 73%

つまり、「党員投票」が無くなる事によって、国会議員の派閥抗争によって総裁が決定されやすくなるんです。

地方に人気のある石破氏は「党員投票あり」を主張するなんてことが起きるんですね!

石破氏は日本経済新聞社が29~30日に実施した緊急世論調査で「次の首相にふさわしい人」でトップの28%の支持を集めており、地方票の支持に期待を寄せる。

引用元:日本経済新聞(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63254510R30C20A8PP8000/)

自民党総裁選の「党員投票なし」の影響は?

様々な影響があると言われていますが、代表的なものを紹介していきます。

総裁として適正なのか審査が不十分

過去に「党員投票なし」で選出された総裁で森氏・麻生氏がいらっしゃいます。

しかし、二人とも総裁になってからも失言が多かった為、総裁としては短命でした。

党員全体の意見が反映されにくく、十分な審査が行えなかったのが原因ではないかと言われているんですね。。。

国会議員の派閥で数合わせしているため、国民の支持がない

国会議員の派閥が鍵になってくるので、国民の支持は関係無くなってしまう可能性が高いです。

この総裁選出によって、国会議員が職を失う事もないので純粋に派閥同士の戦いになるのかもしれません。あくまで可能性の話ですが、、、

実際に、麻生氏は福田総裁の代わりに総裁となり、選挙を戦ったが181議席を失って民主党に負けています。

参考:東洋経済オンライン(https://toyokeizai.net/articles/-/372509?page=2)

まとめ

今回は、

自民党総裁選の「党員投票なし」について簡単に解説していきました。

「党員投票なし」とは、全国にいる自民党員の投票数が極端に減るために、自民党の国会議員の意見が反映されやすくなる事でした。

国会議員の意見が反映されやすいという事は国会議員同士の派閥で総裁が決定される恐れがあります。

また、国民の意見が総裁選出に反映されにくくなったりする可能性があるんですね!

地方に強いと言われている石破氏が総裁選の出馬を表明していますが、どのような勝算があるのでしょうか?

今後の動向が気になりますね!

それでは。

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