こんにちわ。
最近ではコロナウイルスの影響で様々なものがオンライン化されており、対面しなくてもオンラインで可能になる事が増えてきています。
そんな中、お葬式までもオンライン化に対応しています。
これは「今の時期、葬儀に呼ぶのは良くないけれど、かと言って葬儀に呼ばないわけにも行かない」というニーズに応えたサービスです。
なので今回はオンラインのお葬式について調べて、オンライン葬儀サービスの比較を比較してみました。
そもそもオンライン葬式とは参列者が実際に葬儀に出るのではなく、葬儀場のLIVE映像をスマホやパソコンなどで中継し、参列者はそれをみて故人に手を合わせるというものです。
これらのサービスはいくつかあり、それぞれに特徴がありますが、
結論から言うと、葬儀のオンラインサービスは大きく分けて2種類です。
- オンラインサービスを葬儀場が独自で提供しているもの
- 葬儀場に対してオンラインサービスを提供しているもの
葬儀場によってはオンライン化に対応していないところもまだたくさんあります。
そんな時は一度オンラインサービスを検討してみるのはいかがでしょうか。
それでは細かく見ていきましょう。
オンラインのお葬式とは?
オンラインのお葬式とは、僧侶や葬儀スタッフ、限られた身内のみが葬儀会場や本堂に入り、その他のオンライン参列者はYou Tubeやzoomなどで配信されたLIVE動画をみながらパソコンに向かって手を合わせます。オンライン参列者にはSNSやメールでLIVE配信のURLが添付されるので簡単にアクセスすることができます。
配信の内容については基本的に「通夜」「葬儀」「納棺」です。葬儀場によっては配信できない場所もあるため、確認が必ず必要になります。
また、参列者は葬儀場に訪れないため、香典などをどうするのかという問題があります。これに関してはSNSやメールの葬儀案内にオンラインストアの専用URLがあり、そこから注文をして送る事が出来るようになっています。
オンライン葬儀のサービス一覧
現在、オンライン葬儀サービスを提供しているもしくは提供予定サービスを一覧にまとめました。
サービス名 | 出張サービス | 料金 | LIVE配信 | サービス提供時期 |
ネット遥拝サービス | × | 無料 | ○ | ○ |
スマート葬儀 | ○ | 有料 | ○ | 2020年6月〜 |
お葬式ライブ | × | 有料 | ○ | ○ |
@葬儀 | △ | 有料 | × | ○ |
追悼アカウント.com | × | 無料 | ○ | ○ |
葬儀インターネット中継サービス | × | 無料 | ○ | ○ |
これらを細かく説明していきます。
ネット遥拝サービス
㈱西田葬儀社が提供するサービスです。
配信ツールはzoomを使用し、オンライン参列者は訃報に添付されたURLにアクセスしてLIVE配信を観る事ができる。式場内のスクリーンにzoomの画面を映すことで式場からネット遥拝している人の姿を観ることも可能です。
100人までの同時接続であれば無料です。
スマート葬儀 2020年6月〜
ライフエンディングテクノロジーズ㈱が提供するサービスです。まだリリースされていないので詳細が不明ですが、詳細が分かり次第追記していきます。
オンライン参列者に対して、逝去のお知らせ、オンライン芳名を行います。また、クレジット決済で香典を送る事が可能です。他にも、弔電、供花、供物を専用URLからクレジット決済で注文して送ることも出来ます。
ライフエンディングテクノロジーズ㈱は電話、zoom、LINE、SKYPEによる葬儀での僧侶読経サービスはすでに行っています。(有料)
お葬式ライブ
㈱つばさが29,800円(税抜)で提供するサービスです。
配信ツールはYou TubeのLIVE配信を使用しており、さらに音声映像受信の他、チャットツールを使って双方向のコミュニケーションを可能にしたものです。
顔が観たいなどの要望にも応える事が出来るのでより親近感のあるLIVE配信になっています。配信内容は通夜、葬儀、納棺までです。
オンライン参列者はメールやQRコードに記載された限定URLからアクセスする。
配信動画は葬儀から最大7日間観る事が可能になります。
また、香典、弔電、供物などをオンラインストア注文が可能であり、クレジットやキャッシュレスでの決済にも対応しています。
@葬儀
㈱マイクロウェーブが法人(葬儀場)に向けて提供しているサービス。(個人での利用は不可)
@葬儀を利用したい葬儀場に確認する必要があります。
オンライン参列者にはSNSやメールで葬儀詳細などを送付出来る。
動画の配信はなく、WEB上に仮想葬儀場を設置します。故人の遺影や思い出の写真、葬儀会場のスライドショーを観る事が出来ます。
また、クレジットでの香典決済も可能となっている。
葬儀ストリーミング配信
㈱メモリードが提供するサービスです。
配信ツールはYou TubeのLIVE配信です。オンライン参列者はメールなどに添付された専用URLからLIVE配信を観る事が出来ます。
配信以外にも逝去のお知らせ案内サービスや、供花・供物を専用URLからクレジット決済で注文出来るサービスなど様々なものがあります。
追悼アカウント.com
㈱電映堂が提供する無料サービスです。
こちらはリアルタイムの配信では無く、撮影された動画を観るものです。
有料のプランもあり、配信期間を1日から7日に出来、参列人数も〜100人までから無制限に変更が可能となります。
オンラインの参列者には専用URLをSNSやメールで通知する事が出来ます。
また、参列者の情報や追悼メッセージなどを喪主が確認することも可能です。
葬儀インターネット中継サービス
日比谷花壇が提供する無料サービスです。
配信ツールはYou TubeのLive配信(限定公開)を使用し、限定公開URLを親族などに直接伝えます。
配信されるのは通夜、葬儀、セレモニーの式場内の様子です。式場によって一部配信出来ないところもあるようです。
対象エリアは東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、兵庫県、京都部です。
日比谷花壇の中継サービスは参列自粛をお願いしている間のサービスなので自粛が緩和されれば、有料もしくはサービス自体が無くなる可能性があります。(2020年5月15日現在)
まとめ
今回は下記について調べました。
- オンライン葬儀とは?
- オンライン葬儀サービスの比較
結論としては
- オンラインサービスを葬儀場が独自で提供しているもの
- 葬儀場に対してオンラインサービスを提供しているもの
2つあることが分かりました。
葬儀を行う時に、葬儀場にオンラインサービスが無かった場合は「スマート葬儀」もしくは「@葬儀」(@葬儀は葬儀場に確認ですが)を利用するのが良いかもしれませんね。
それでは。